5月下旬にオーダーしていたファインメットコア・インターステージトランス(FMCドライバートランス)が納品されたとAKBショップから連絡が入ったので、昨日午後引き取りに行きました。
送ってもらってもいいんですが、気分転換兼足の運動のためです。(笑)
店長の言葉によると、「Triad「A-33X」の音と対極にあるワイドレンジでフラットな音でしょう」でした。
ファインメットコアのトランスは常用しているので出音の見当はつきますが、こればかりは組み合わせ次第なので期待と不安が半々です。
帰宅してから、早々に載せ替え作業に入りました。
☆載せ替え前 A-33X再生帯域=70Hz~10kHz(3dB)
☆載せ替え後 FMCドライバートランス再生帯域=25Hz~40kHz(1dB)
特性は明らかにFMCドライバートランスの方が勝っていますが、取り敢えず駄耳でも比較しやすいヴァイオリンソナタを録音してみましたので、宜しかったらお聴きください。
☆モーツァルト「Sonata in F major K.376 第1楽章」
ヒラリー・ハーン&ナタリー・朱
A-33Xを載せていた時は、高音は伸びませんが芯が強いゴリッとした音であり、ハーンのヴァイオリンより朱のピアノの音の方が強い感じを抱きました。
それに対して、FMCドライバートランスに替えると、明らかにヴァイオリンの響きが強くなるとともに高音の再生帯域が伸び、ハーンが朱を引っ張っている感じに変わりました。
恐らく、ボーカルとJAZZは、A-33Xの中域が充実した音の方が浸透力が強いのでマッチするでしょう。
帯域が広いクラシックや現代音楽は、FMCドライバートランスのハイファイ再生音に軍配が上がります。
少し悩みましたが、「WE205Dシングル」はFMCドライバートランスでいき、A-33Xは「6A3シングル」か「171Aパラシングル」に載せることにしました。
さて、拙ブログは限定公開記事を含めて1000本目になりました。
これまでコメントをお寄せいただき、ご指導ご鞭撻並びに激励を賜った皆様に篤く御礼申し上げます。誠にありがとうございました。
オーディオは大分煮詰まってきたので変態オデオ記事は一段落とし、今後は折に触れ心の赴くままに雑文をアップしていければいいと考えております。
再見!
最後の最後に自己マンで恐縮ですが、現在の心境に近い題名の曲を録音してみました。
☆「As Time Goes By」
☛「時の過ぎ行くままに」、「時の流れに身を任せ」(意訳)