前記事で空いたモノラルシャーシ2台使い回しアンプの構想を記しましたが、早くも完成してしまいました。(笑)
シングルアンプですが、片チャンネルに出力管を並列接続して、出力を2倍にする「パラシングル」です。
初段にはμ80の英国古典三極管「MH41」を使い、CR結合で「ML6」2本をドライブさせています。
整流管は、前の「RE604 PP」に使っていたドイツの「AZ12」をそのまま使い、出力トランスは、色と形でお分かりのようにラックスのOYシリーズを載せました。
「ML6」は7kΩ負荷なので、パラシングルだとこのトランスの3.5kΩがピッタリです。
「ML6」はシングルだと片チャンネル0.4Wほど、パラにしても0.8Wというミニワッターですが、出音は力強いので少し驚きました。
直熱三極管アンプの研ぎ澄ました音ではなく、やや角が丸い感じがするので世にいう『ラックストーン(もっさい)』かもしれません(笑)が、宜しかったら自己マン録音をお聴きください。いつものように、リッピング音源のURLも併記しておきます。
再生機器は、プリアンプにアンディクス・オーディオ製「TDA1541DAC内蔵WE101Fプリ」を使い、スピーカーは「AXIOM22+H-70HD」です。
☆「サバの女王」 グラシェラ・スサーナ
曲の途中にプチノイズが入ります。。
foobar2000のバッファー時間を短くしたのが原因のようです。
☆リッピング音源URL