今年の流行語大賞は「神ってる」だそうですが、これって「神がかってる」を縮めた言葉ですよね?
「何でもかんでも縮めればエエというものではない」と言うのは爺の証拠なので、偶には素直に受け入れて、この言葉を使ってみました。(笑)
下の写真は拙作「WE101Fプリ」の電源部ですが、ずっとやりたかった改造をした後の外観です。
何をしたかというと、整流方式を『コンデンサーインプット』から『チョークインプット』に変更したことであります。
シャーシの前側右端に鎮座している灰色の巨体(70mmx60mmx95mm)がチョークですが、規格は80H(ヘンリー)、25mA、耐圧1500Vの年代物です。電流が25mAまでなので、パワーアンプには使えません。
拙アンプの平滑回路は、これまで整流管から1次コンデンサーとチョークに繋ぎ、チョークの後に2次コンデンサーを入れたπ型平滑回路(コンデンサーインプット型)を採用してきましたが、そこから1次コンデンサーを外した平滑回路がチョークインプット型になります。
尚、「WE101Fプリ」の平滑回路は、ファインメットコア・チョーク(後方の黒箱)2個を最初のチョークの後にLR別に接続した【変態電源】でもあります。(笑)
チョークインプット型については、ネットで探した下の文をご覧ください。
簡単にいえば、「レギュレーションが良い⇒出力電圧変化が少ない」ということですが、難点は、インダクタンスを大きくするために図体が巨大になることと、整流後のB電圧が低いことなんです。
上の写真は、規格が20H/150mAなのでパワーアンプに使えるタンゴ製チョークを、「WE101Fプリ」のシャーシに乗せて大きさを比べたものですが、サイズが80mmx75mmx105mmなので、大型アンプ用シャーシじゃないと無理なんです。。
さて、肝心の音はどうなんでしょうか。
おお! 音の立体感と強音の押し出しが増した。
ガラスの透明度が増したという感じではなく、生地は白磁のままながら透明な輝きが増したという感じだ。
自分でも何を言っているか分からない…。(自爆)
ということで、全くの自己マンながら
「WE101Fプリ」が『神ってる』ぞ!!