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Channel: - 球爺 残日録 -
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「♪違いが出たか?(自爆)♪」

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一大イベントが終了してやや放心状態ですが(笑)、LE8Tさんからお借りしたムジカ製トーンコントローラー「tca10」を組み込んだ音の検証作業を続けております。


「tca10」の設定は低域ブースト(100Hz、+3dB)のみにしましたが、全体的に音が強い感じであり、JAZZならOKですが演歌はもう少し繊細(?)にしたいと思い、プチ改造を始めました。

先人の回路を思い出して、拙アンプに取り入れたのはローカルNFBです。
「WE101Fプリ」を改造できればベターなんですが、大変そうなので「DA30シングル」の前段部に使っている「WE101Dシングル」を手直ししました。

イメージ 1


具体的には、ドライバー管「WE101D」のプレートと初段管「ECC802S」のカソードをNFB抵抗で接続する「P-K帰還」です。

NFBを掛けると見かけのゲインが減少しますが、歪みが減りDFが増加するなど《お化粧》効果があります。←上手く作れればの話です(自爆)。


拙アンプ軍は直熱三極管を出力管にしており、NFBはごく少量の方が良いと先達も説かれていますので、3dB程度=ファンデーションのみの《薄化粧》にしました(笑)。


トンコンで低域を持ち上げNFBで音調を整える作業は、格好をつけて言えば【料理の匙加減】よりは『薬の匙加減』に近いかなあ。=効きすぎると毒


今回の自己マン試薬はこれです。 うぅ~、またか…(自爆)。

☆「夢の浮橋」 石川さゆり
   (2分半あたりに入力オーバーによる「ブチッ」がありますのでご注意。)



☆再生機器、セッティング
 ・プリアンプ   「WE101Fプリ」+「tca10」(100Hz、+3dB)
 ・パワーアンプ  「DA30シングル」(P-K帰還3dB)
 ・スピーカー   「AXIOM22」+「SUONO」(ST)



さゆり姐の歌声はNFBによって膨らみが少なくなったため、年輪を重ねた中に情念が溢れた哀切極まりない声に聴こえます。←明らかにプラシーボです(自爆)。



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