予めお断りいたしますが、本記事は「自己マン・ジマン」です(笑)。
真空管アンプ愛好者、取り分け自作者の方なら、整流管を替えると出音が変わることについて首肯していただけるのではないでしょうか。
自作アンプは全部整流管を使って整流しておりますが、以下銘柄を記します。
①「WE101Dプリ」 80(280)
②「WE101D PP」 274B 下の写真左側の球(注)
(注)購入先アンディクスオーディオ店長から、WEのロゴだがシルバニア製かもしれない
と言われており、その通りならフェイクです。
③「DA30シングル」 5R4GY(前段部)、GZ37(出力部)
④「PX25シングル」 STC4274B
⑤「RE604シングル」 AZ12
⑥「245 PP」 83
先日、みとこ先生のHP中の『「新」言葉のゴミ箱』(http://kotobanogomibako.blog.so-net.ne.jp/)で、故障した「WE274A」(274Bとピン配列違いの整流管)が足のハンダ直しで復活したとの記事を拝読して、はたと気付いたことがありました。
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WEと言えば、「WE101Dプリ」はできるだけWE製のパーツを使って作ったのに、整流管はWEにしなかったなあ…。(理由は後述)
よし、「WE274B」の威光は疑えないから、試してみよう!
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写真右側の「WE274B」(刻印)は宝物として隠していましたが(爆)、この際、偽物かもしれない「274B」と一緒に使ってみました。
①「WE101Dプリ」 80(280)→ 274B
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「UX4ピン→US8ピン変換ソケット」を使っているので、不恰好です(笑)。
②「WE101D PP」 274B→WE274B(刻印)
電源オン後、坂本冬美「Love Songs Ⅴ」が流れ始めました。
「何だあ、この音は……。」
これまで何回となく経験してきたW球に替えたときと同じ変化で、再生帯域全てに渉ってメリハリが効いた音が出ています。
自作者としては、整流管一本でこんな音を出されると
「嫌になっちゃうなあ……。」
好い音になったのは嬉しいですが、整流管の寿命の短さを考えると、複雑な気持になっております…(自爆)。
☆☆ 自己マン録音追加 ☆☆
「若者たち」 (昨日の感激が消え去りました…)