ご存知の通り、こんな部屋で音楽を聴きながら毎日過ごしています。
明日のことは風任せの爺なれば、取り留めないことであっても書き残したいことができたら書き留めれば良いのだろう。(笑)
『拙オーディオシステムのブレークスルー』
十数年前に何の気なしに作ったエレキットの6BM8シングルアンプで真空管アンプの音に魅入られ、以降飽きもせず何十台も球アンプを作っては壊し、スピーカーも箱を作ったりしながらここまで来ました。
たかが十数年の経験ですが、自分の好きな音を出すためのシステムと環境作りをしてきた途中で、何回かそれまでの音と『一線を画す』音が出ました。
そして、それを土台にして音作りをする作業に明け暮れてきたのが自分のオーディオの特徴ではないかと考えています。
『一線を画す』を『ブレークスルー』に置き換えるとシックリきます。
拙オーディオシステムにおける『ブレークスルー』は何だったのか、思いつくままに書いてみます。
1.メインスピーカーをモニターオーディオ「PL100」に替えたこと
…細かい音が出たこと。圧倒的な定位の良さ(音場形成力)だったこと。
2.「WE101D PP」を作ったこと
…再生帯域に過不足なく、全帯域で自然な音が出せたこと。
3.現在のオーディオルームに移ったこと
…スケールが大きくて骨格のしっかりした本格的な再生音が出せたこと。
4.メインスピーカーをグッドマン「AXIOM22」に替えたこと
…高能率の30cmフルレンジの音を聞いて、初めて再生音の実相の一端が
分かったこと。
5.DACをコード「Hugo」に替えたこと
…圧倒的な情報量だったこと。
6.スピーカーセッティングを現在の「短辺中央置き」に替えたこと
…現在の部屋で望み得る最良と思える音場が出現したこと。
7.
8.
あと2回くらいは起きて欲しいものです。(笑)
読み返すと、『ブレークスルー』などと大袈裟な表現をしても、3年半前にこの部屋に移ってからの出来事が殆どであり、如何にそれまでの年月が暗中模索だったか自覚できました。
年のせいにはしたくありませんが、少し前のことを思い出せないのは、間違いなく記憶力が衰えてきているせいでもあります。(自爆)