「WE101Fプリ」の音にウットリして、自己マン温泉に首まで浸かっております。(笑)
自己マン温泉の泉質は、格好をつけた言葉を使うと直熱三極管「WE101F」の『アコースティックフィードバック』ですが、何のことはない『マイクロフォニックノイズ』であります。。(自爆)
いつぞや、シャーシを軽く叩いて共鳴音を動画に撮って記事にしましたが、あれです。(笑)
ボリュウムを絞り切っても部屋の生活音に反応しますので、現状は行き過ぎだと思います。。
入力感度の良さと聴感上のノイズの大きさはトレード・オフの関係にあるので、ボリュウム最小時は当たり前として、通常聴く音量にしたときに無音時のノイズが気にならないレベルなら、プリの入力感度を優先することにしました。
即ち、ゲインをギリギリまで高くすることになります。
これまで計算したことがなかったんですが、自分の勉強のために「WE101Fプリ」のゲイン(電圧増幅度)を概算で出してみます。ご興味ない方はスルーしてください。
大雑把な回路は下の通りです。
東京光音「600Ω可変式Att.」→入力トランスTraid「HS-1」→「WE101F」→ラインアウトトランスTriad「HS-52」→パワーアンプ
「WE101Fプリ」のゲインは、入力トランスに入った信号電圧がラインアウトトランスから送り出したときどのくらいの値になっているかを倍率で表示すれば分かります。
①「HS-1」のインピーダンスは600Ω:77kΩなので、電圧は11.3倍になります。
②「HS-52」のインピーダンスは5kΩ:600Ωなので、電圧は1/2.9になります。
③「WE101F」のμは6.5、内部抵抗は5.8kΩ、負荷抵抗は「HS-52」を直結しているので5kΩとなり、増幅度は3倍です。
①x②x③を計算すると、拙「WE101Fプリ」のトータルゲインは
12倍≒21dB (計算式が間違っていたらご指摘ください)
となり、プリとしてはハイゲインの部類に入るでしょうね。
自己マン録音を追加いたします。
「WE101Fプリ」→「PX25シングル」→「SP100」で…。 自爆か?