中島みゆきの多岐にわたる曲たちの中でも、異彩を放っている(と感じている)曲を2曲取り上げました。
勝手に名付けるなら、プロテスト&応援歌でしょうか。
世に出た順に並べましたが、最初の曲の詩は難解だといわれております。
☆「世情」 『愛していると云ってくれ』(1878年)より
☆「ファイト!」 『予感』(1983年)より
私見ですが、最初の曲は自分目線なのに対して、次の曲では捉える対象の範囲が拡大しており、目線が俯瞰的になっています。
成長なのか早くも老成なのか分かりませんが、変化を感じます。
若くしてこれだけの詩と曲を作るとは、将に天賦の才ですね。