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Channel: - 球爺 残日録 -
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「オフ会には間に合わなかったが。。」

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先日のオフ会に間に合わせようと考えて、「RE604 PP」のゲインアップ作戦を展開していたんですが、腕と知識が足りなくて仕上げることができず、当日はリビングに避難させていました。。

家内から「捨てるぞ!」と脅されましたが、何とか置かせてもらい(笑)、オフ会終了後に改造を再開して、昨日漸く聴ける音になりましたので、お披露目たします。

①前段=「6SN7」
イメージ 1
②前段=「5692」
イメージ 5
③前段=「ECC33」
イメージ 6
↑前段部増幅管の他に整流管を替えました。
☆内部
イメージ 2


「MH41」(初段)→「HA-106」(段間トランス)→「RE604」(PP)の2段増幅回路を、「6SN7(5692)」(1/2:初段)→「6SN7(5692)」(1/2:ドライバー段)→「HA-106」→「RE604」の3段増幅回路に替えました。


改造しようと考えた理由は、「RE604」を定格一杯までドライブするためには2段増幅では足りず、出音の力感が今一だったからですが、シャーシの制約から双三極管(G管orGT管)1本しか使えません。

手持ちの双三極管は「ECC32、ECC33」、「6SN7(5692)」、「6SL7」、
「6BX7」ですが、トータルゲインを考えて、無難な「6SN7(5692)」を選択しました。




ここで、出力管「RE604」を使ったアンプの製作記事を紹介して、「RE604」の魅力を代弁していただきます。

↓ボロボロになった真空管アンプ自作者のバイブルです(爆)。
イメージ 3

↓「RE604 PP」製作記事の冒頭ページの最後を見てください。

『45および2A3の音色の透明感を高め、かつシットリした低域の落着きを加えたような球』
イメージ 4


どうやら、浅野さんは米国の名球「2A3」よりも「RE604」の方が好きなようです。
勿論、小生も欧州の直熱三極管にぞっこんであり、お書きになった音を出したくて妄動している訳ですが、今回の改造で少しだけ近づいたような気がしています(自己マン)。



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