先日のオフ会の帰りに、凄耳をお持ちの杉さんに拙システムの音を聴いていただきました。
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じっくりお聴きになってから、徐に「響き方からみて、ルームエコーではなく球の響きが音に乗っている」とのご託宣がありました。
色んな楽器の立下り(余韻、収束速度)から判断なさったとのことにて、コンクリート壁の前に平面バッフル形式でセッティングした拙部屋↓の音響特性を評価していただいたので大変嬉しく感じました。
現状特に不満はないのでこのままで良いのですが、昨晩就寝前に「ほんの少し響きを豊かに出来ないか」考えました。
というのは、『富嶽百景』の大太鼓の響きが早めに収束しているのではないか、三味線のバチの音がキレ過ぎていないか?との疑問を抱いたからであります。
で、朝食後こんなセッティング↓にしました。
AXIOM22箱両脇の大型音響パネル4枚を裏返しにしただけです。(笑)
以前、サーロジック社村田社長に拙部屋の診断をしていただいたとき、『クローゼット扉の悪影響を減らすには大型パネルを裏返しにして立て掛ける』方法があると教わったことを思い出したからであります。
この音響パネルは125Hz前後の低音を抑えて出音の濁りを減らすことと、各帯域の音を拡散させる効果があるそうですが、裏返しにすると堅固な木製壁にもなるとのことでした。
リスポジのF特を測定してみました。
おっ、低域のダラ下がりは変わりませんが、125Hzの谷が消えました!
以下、何曲か聴いた感想です。
①低音に豊穣感が増し、大太鼓だけでなく他の太鼓の音の響きが深くなった。
②歌声はほんの少し柔らかくなった。
③総じてキレが微減したが、より自然で普通の音に変わった。
④音量を上げるとパネルの響きが乗っているかも。。
妄動して音が変われば単純に喜ぶを繰り返してきていますので、今回も好ましい結果になるかどうか確信は持てませんが、気に入らなかったら元に戻すか、パネルを表と裏にしてみるとか、、やってみます。。(自爆)